Macが起動しなくなってもターゲットディスクモードでデータは救出できるかもしれない。iMac故障から修理までの覚書

公開日: 2021年07月25日最終更新日: 2021年07月31日

連休とオリンピックで世間が賑わいを見せる中、わたしの休日はメインのiMacが起動しなくなり途方に暮れるところからスタートしました。重要なデータはクラウド上にあるものの、ローカルにも蓄積したデータは多数あります。困ったことになりました。

早めにAppleに相談!

この記事を読んでいる人はMacにトラブルを抱えている可能性が高いと思いますのではじめにお伝えします。自分で改善できる可能性もありますが、症状を調べながらでも良いので早いうちにAppleサポートに連絡することをお勧めします。

特に、iMac 27インチは大きいため修理対応になった場合に他のMacと比較して配送手続きに時間がかかるようです。自身でApple Storeに持ち込める人なら関係ありませんが、そうでない場合は修理が必要になる可能性も含めて早めに相談しましょう。チャットで相談できるので簡単です。

チャットで解決できなかった場合は電話や画面共有(iPhoneやiPadを使用)でのサポート対応もあります。ただ、わたしの環境だと画面共有はうまくいかず電話対応のみでした。

Macの通常起動以外のコマンド

購入時に付属していたキーボードを使うのが良いです。Appleのサポートではこの辺りも教えてくれるため、普段使わず良くわからないコマンドになると思いますので相談しながら進めるのが良いです。

Mac の起動時のキーコンビネーション

以下、Appleサポート以上の情報はないと思いますが、自身のMacに起きた症状や感想などを書いておきます。

症状

以前から起動時間が長くなると動作がもたつく症状を感じていました。ただ、再起動すれば解決したため放置していました。これが徐々に酷くなり、最初はchromeが遅いくらいだったものが、起動時間も徐々に長くなっていき、次にCPUやメモリの負荷がほとんどないにも関わらずアプリケーションの立ち上がりが異常に遅くなりました。

そして、再起動しているうちに、起動時のAppleマーク下のバーが半分より進まなくなり起動できない(ログイン画面にも遷移できない)状態となりました。

復旧モード

Macは起動時にCommand + R、Command + Shift + Rで復旧モードに移行します。こちらに移行してディスクユーティリティを選択すると、First Aidというコマンドを選択できます。

ディスクのエラーだとこちらで解決することもあるようですが自身の環境だとFirst Aidがエラーとなり復旧ができませんでした。下記のようなエラーです。エラー内容は色々変わりますが、マウントを解除できない、は常に付き纏いました。

同じコンテナにあるほかのAPFSボリュームがマウントされているため、ボリュームを修復できません。他のAFPSボリュームのマウントを解除するか、別のmacOSシステム(復旧用システムなど)から起動して修復を行ってください。

SMC、PMCリセット

両方とも試すも問題は解決せず。

TimeMachineでの復旧

バックアップなし!

初期化する方向性

ここで自身ではどうしようもなくなったのでAppleサポートに連絡しました。サポートを受けながら色々と進めた結果、復旧は難しく初期化するしかなさそうとなりました。ただ、ユーザーデータはターゲットディスクモードなら取り出せる可能性があると教えてもらったので試すことにしました。

ターゲットディスクモード

もう1台Macが必要です。データを取り出したいMacで起動時にTを押し続けて起動すると、ターゲットディスクモードで起動します。黒い画面にサンダーボルトの稲妻のマークとUSBのマークが表示されたら成功しています。

次に、ライトニングケーブルで他のMacと接続すると、ターゲットモードで起動したMacのストレージにアクセスができます。ここでデータの読み取りが成功すると、データがコピーできます。

ライトニングケーブルで接続が上手くいくとターゲットモードで起動したMacの稲妻のマークが消えます。もう1台のMacにディスクが表示されるまで少し時間がかかります。

ライトニングケーブルってなんだよ!となるかもしれませんが、データ転送が可能なType Cのケーブルです。ケーブルによってはType Cでも対応していないようなのですが外付けSSDやHDDで使用しているものがあればそれでいけると思います。MacbookProに付属していた充電ケーブルだとなんだか上手くいかなかったので、わたしは外付けSSDとiMacを接続していたケーブルで、macBookProとつなぎました。

やや不安定

幸い、ターゲットディスクモードでiMacのストレージにアクセスすることができ、無事にデータをコピーすることができました。ただ、不安定でデータ転送中に接続が切れることもあったので、これも唐突にうまくいかなくなる可能性を考えて優先度の高いものから順にコピーした方が良いと思います。

復旧コマンドから初期化

ターゲットディスクモードで必要なデータを取り出した後、iMacを初期化することにしました。復旧コマンドからディスクユーティリティにいき、通常なら初期化を行えるようなのですが運の悪いことにiMacは初期化もできなくなっていました。

Appleサポートとやりとりした結果、修理となりました。

修理

日程感覚

修理するMacの種類にもより、iMac 27インチの場合は集荷に時間がかかるため、自宅まで集荷に来てもらう場合は集荷まで3営業日くらい(住所によると思います)、そこから5〜7営業日で対応となるようでした。

費用

AppleCare+が残っていたので今の状況を聞く限りでは無償対応可能、調べた結果、他に修理が必要なこともあれば有償になる可能性もあると話がありました。

今の時点では、集荷待ちの状態で実際にこれ以降、どのようになるのかは不明な状態です。

感想:バックアップとマシン2台体制

TimeMachineできっちりバックアップをとっていれば、壊れるにしても精神的には安心だったのではと思いました。バックアップ専用にSSDかHDD1つ購入して対応するのが良いのか、別の方法が良いのかは不明なので調べて対応する予定です。iMac帰ってくるのがおそらく来週以降なのでそれまでに調べて対策を立てようと思いました。

また、開発マシンは常に2台使えるようにしておけば、1台故障した時でも余裕を持って対応できるのでこれも反省点です。一応MacbookProはあったものの、長らくメインの開発機ではなかったので開発環境がメインのiMacと異なり、調整に時間がかかっています。このMacbookProはそろそろ5年目なのでこちらの方も急にガンガン使って壊れないか心配です。

AppleCare

修理費に怯えなくて済んだのでAppleCareは入っておいて良かったというところです。Apple製品買うときは基本的にAppleCareにも入っていますが、修理で使用するのはこれが初めてです。

購入時期的に次に故障するとAppleCareの期限切れで自費修理となる可能性が高く、Windowsのデスクトップと違って自分で修理しにくいiMacの怖いところが襲ってきそうです。あと3年くらいは持って欲しいなあと思っているのですが果たして。

来週修理に出して帰ってきたら、また元気に稼働してくれることを期待しています。AppleCareが切れる前、時間がある連休ということで、壊れるにしても良いタイミングで壊れてくれました。もちろん、壊れずに使えるのが一番ですが、最悪のケースではなかったので良しとします。


Tags: Mac

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