パワートレーニング初日、GarminのFTP初期設定値は200Wなので注意


パワートレーニングの知識を程々に付け、楽しみにまった週末。期待を胸にいつもの荒川サイクリングロードへ!

"今にも降り出しそうな空の下で"

生憎の雨。梅雨なのでしょうがなく、雨雲レーダー見てもこの日は雨が途切れそうもなかったので諦めて雨の中トレーニングすることにしました。これだけ降っていなければ人も少なく安全です。

事前にワークアウトを作成

Garmin Edgeシリーズは、Garmin ConnectというWebサービスかアプリを使用するとワークアウトというトレーニングメニューの作成が可能です。

"ワークアウト"

こんな感じでセット数や休憩を登録できます。これをGarmin Edgeに転送しておけば、好きなタイミングでこのワークアウトに沿ったプログラムをサイコンで表示されます。あまり多機能に表示する機能はないのか、今の設定だと残り時間とパワー(あるいはケイデンス)がサイコン上に表示されて、次のセットに移る前にサイコンから音がなるという感じです。

今回はパワートレーニングバイブルに乗っていたスイートスポットの練習メニューを登録。ホンダと15分セットでしたが初心者は12分でもと書いてあったのでそうしました。

ケイデンス + パワー設定ができなかったのでどちらか重要な方を登録しています。

途中からワークアウトしても、全体のアクティビティには影響なし

例えば練習する場所までの走行ログも取りたい場合、特に何も設定しなくても大丈夫でした。いつも通り走行ログ取りたいところからスタートし、ワークアウト始めるタイミングでGarmin Edgeの右側の上ボタンを押し、ワークアウト検索から選択すればOK。

ワークアウトを使うと、Garmin connectのアクティビティでそこだけ切り取ったログをインターバルのタブから観覧できます。全体の走行ログは合わせたものが表示されるため影響がありません。これは便利。

Garmin Edgeの初期FTPは200W

ということで、雨の中トレーニングをスタートしました。ウォーミングアップは練習場所までの走行で十分行えるためこれは必要なかったかなと思いました。ただ、なんとなく表示されている対象パワーに違和感を覚え、実際にパワーゾーン4以上のトレーニングが始まった時に確信に変わりました。

これFTP100W付近の設定ではない

GarminやStravaはアクティビティから何となくFTPを計算してくれる機能があります。それによると自分のFTPは90〜120くらいが多かったので勝手にそれがGarmin Edgeに反映されているのかと思いました。しかし、実際にはアクティビティは参考値で自身でFTPをしっかり設定しないと初期値の200Wでワークアウトのパワーゾーンは設定されるようです。

これはやってしまいましたが、もしかしたら今日、200Wのパワーをなんか内に秘めたパワー爆発して行けるのではないかと必死でやってみることにしました。結果だけ言えば笑えるほど200Wに届きませんでした。

ワークアウト初日

雨でビショビショ、途中から仕事中よりも帰りたい気持ちが強くなりました。そんなトレーニング初日の結果はGarmin Connectでこんな感じ。黄色のところがパワーゾーン4付近の12分。

ワークアウト初日の結果画像

全力出して漕いだものの、平均パワーは146Wが最大。そこからは休憩挟んでいるにもかかわらず目に見えてパワーが落ちています。3セット目は自分でもわかるくらいにだれていました。ただ、2回目まで130W超えて繰り返しができているため、FTP設定を100Wにしてトレーニングするとちょっと甘えた感じになりそうではあります。

走行ログ

想定とは違うパワートレーニングにはなりましたが、なんとかやり終えて帰宅。走行ログは65kmと結構走っていました。

走行ログ

感想としてはトレーニングにしては時間長すぎたかなというところ。ウォーミングアップとクールダウンの時間は練習場所までの移動時間にして、回復時間を15分=>10分に変更して、2時間くらいにギュッとしたいところです。3時間を超えるトレーニングは程々にしないとまず継続できません。

課題

  • トレーニングまでの時間を短縮すること(ロードバイク準備、着替え、持ち物チェックなど)
  • トレーニング自体は1〜2時間くらいで達成できること

自分の場合、まず乗る習慣をつけることが重要だと思うため最低週2回以上は継続できるようなトレーニングにする必要があります。

また、目的が長距離ライドを余裕を持って走れるようになることでしたが目標がトレーニングを続けるには弱いかもしれません。何かイベントを見繕って完走することを目標にした方がはりが出るかなと思いました。