ロードバイクを始めます。ロードバイク選びと購入編
コロナウイルスに破壊された日常が戻りつつあります。仕事はリモートワークから出社に変わり、ソーシャルディスタンスに気をつければ休日の外出も可能になりました。どうなるか不安で何もしない日々でしたが、ようやく2020年にやることを考えられる余裕が出てきたというわけです
※この記事の1ヶ月にはまた破壊された日常になりましたが6月はちょっと回復に向かっていた雰囲気があったのでこんな出だしになっています。
ロードバイクを始めます
何か新しい試みをしたかったので、お金に余裕がない、時間がないと興味はあったものの先送りしてきたロードバイクを始めることにしました。すぐ飽きて乗らなくなる自分が怖かったのですがその時はその時で考えることにします。
年々体力が落ち肥満を健康診断で指摘されることも増えています。ロードバイク購入を機に運動習慣を取り入れることで自身に良い影響を与えられるかもしれません。仕事でも趣味でもキーボードばかり叩いているせいかコロナのせいなのか、不意に強烈なネガティブ思考に体が支配されることがあります。考えたくなくても考え続けてしまうどうしようもない時も、体を動かす習慣があれば何か変わるのではないかと思いました。アメリカのドラマだと偉い人は大抵朝走ってますからね。
ロードバイク選び
以前から乗りたいとは思っていたので情報だけは集めていました。ロードバイクの選び方はコストパフォーマンス、デザイン、漫画の影響などあるようで、自分はコストパフォーマンス高そうなGiantから選ぶことにしました。
ロードバイク初心者がどれを買ったら良い?と聞くと、若く体力のある人は10万〜程度のアルミロードか入門カーボンロード、おっさん、おばさん以上は20万〜30万程度のミドルクラスカーボンロードをお勧めされるのが自転車界隈のテンプレート。わたしは形から入るガチ勢なので、まあ出せるだけの値段で選ぶことにしました。
引用:TCR ADVANCED PRO 1 DISC (New 2021)
Giantでサイクリング用途だとDefyシリーズがあり、他にエアロロードのPropel、オールラウンダーなTCRというシリーズが存在します。自分の用途的にはDefyかなと思いましたがTCRシリーズは2021年にフルリニューアルされていること、パワーメーターがついていることに魅力を感じてTCRシリーズを選択しました。パワーメーターがどういった役に立つのか分からないのですが、自分のペダルを漕ぐ出力がわかるって言われると、意味はわからないけれど凄いってなりますよね。
2020年のロードバイク市場はディスクブレーキ採用がトレンドで、これはもう必要とか関係なく使いたかったのでリムブレーキは候補から除外。残った候補が下記の2つです。
- TCR ADVANCED PRO 1 DISC (New 2021)
- TCR ADVANCED 2 DISC SE (New 2021)
自転車販売店へ
TCRを扱っている自転車販売店に行きそれぞれの車種を見に行きました。不安だったのは、高すぎるモデルを買ったは良いが初心者だと乗れないような機材でないかです。高いものはプロが使う想定でとてもピーキーに作られているケースがあるのでそこが不安でした。
買った後で想定外な事態には極力なりたくないので、店員に不安なことや質問を大量にぶつけて検討しました。幸い店内に人が全然いなかったので長く話すことができました。
TCR ADVANCED 2 DISC SE (New 2021)
カーボンフレーム、片側パワーメーターが付き、ディスクブレーキ。コンポネントは105と入門としても非常に良い構成。売れ筋になっている。
TCR ADVANCED PRO 1 DISC (New 2021)
TCR ADVANCED 2 DISC SEと同様のカーボンフレーム。違いは新型カーボンホイールを履き、フロントフォークの剛性が高く、コンポネントはULTEGRA、パワーメーターが両側についている。
良い機材だが値段は高額。普通に買うとカーボンホイール15万、パワーメーター10万、コンポネントも1段上がっているから後々アップグレード予定ならコストではお得感がある。特にホイールに価値を見出せるならとても良いもの。大抵のロード乗りは数ヶ月以内にタイヤやホイールのアップグレードを目指す傾向にあるから、値段に納得できるなら初心者でも最初からカーボンホイールで問題ない。
2019年のモデル
新型フレームと比較すると履けるタイヤの太さに制限あり。ここ数年はロードバイクもタイヤを太くする傾向にあり、新型フレームはそこをカバーしている。
その他の質問
候補に上げている時点でもう高い方いったれ!ではあったものの、初心者ならステップ踏んだ方が良いとかあるのではと思いそのあたりも質問。結果的に
- ロードバイク初心者も3ヶ月乗れば普通に100kmとか走り初心者時期は意外と短い
- カーボンは壊れやすいとはいうが車と衝突など交通事故レベルでないとそうそう壊れない
- 駐輪場に置くなどしなければ実は盗難はそんなに多くない(盗難保険もある)
- ディスクブレーキでも輪行は難しくない
- 多くの人が数ヶ月以内になんらかのアップグレードを試みる(多くはタイヤ、次にホイール)
- この自転車持ち上げるとすごく軽くないですか?(凄く軽かった)
SLグレードのフレームだとまた変わってくるが、advancedグレードは自身がどれくらいのパーツを使って楽しみたいかで選ぶもの。105でスタートして不満なら色々変えていくのも楽しく、最初からとても良いものを使っても楽しめる。
迷った時は
色々考えた結果、TCR ADVANCED 2 DISC SE (New 2021)買っても2ヶ月経たないうちにカーボンホイールならどうだったのかと悶々としている姿が目に浮かんだのでTCR ADVANCED PRO 1 DISC (New 2021)でいくことにしました。初めてのロードバイクがカーボンフレームでカーボンホイールでアルテグラ。書いているだけで満足感のある構成です。
初心者には過ぎたスペックだとは思いますが、趣味なんてそんなものだと思いますので良しとします。
ロードバイクは本体以外に必要なものが大量に存在
自転車本体以外も色々なものが必要でした。最低限必要になるのがペダルとライト、防犯登録と事故保険。バックライトは反射ミラーがあれば法令的には問題ないようですが、危ないので付けた方が良いと言われて付けました。事故保険は地域によっては義務で必須ではないものの、事故を起こした時に迷惑極まりないのでこれは必須でしょう(年間6000円くらいのものが多いです)
- ペダル
- ライト
- 防犯登録
- 事故保険:地域により必須
ペダルはSPD-SL、SPD、ママチャリと同じようなフラットなものがありました。SPD-SLが一番本格的で靴も歩きを考慮しないものになります。折角なのでSPD-SLにしました、筋力的にSPD-SLが厳しい人もいるものの、男性なら基本的には慣れの問題とのこと。次に、マナーや安全、快適さのために下記が必要でした。
- 盗難、事故保証(車体価格の5%〜目安)
- 鍵
- ヘルメット
- 空気入れ
- グローブ
- サイクル用の服
- 靴(SPD-SL用)
- 自転車を部屋に設置する器具
- ボトルゲージ (夏場は必須)
他にもサイコン、メンテナンス用具、非常時のパンク対策などなどアイテムが多過ぎて目が回ります。全て選ぶのは辛かったので、走るのに必須のものだけ自転車と一緒に買い、他のものは納車までに別途揃えることにしました。Giantだとライト系は純正のものがピタリとパーツにはまるため、明るさと予算に問題がなければこれらは一緒に買ってしまうのが良いと思います。Giant製品は通販できないのであとで揃えたくても面倒です。
納車まで2週間〜
契約から納車までは2週間〜という日程です。勢いでいったれ!でいきましたが冷静に考えるととんでもない出費で、熱量が下がって現実に返っている今、かかった金額に胸が苦しめられています。とはいえ、ようやくロードバイク手に入れた!という高揚ももちろんあり、走る予定の経路を検索したりするのが非常に楽しいです。無駄にならないようしっかり遊ぼうと思います。
ロードバイクは自転車屋で受け取りになるため初めてのサイクリングは自宅までの自走となります。ナビでは2〜3時間くらいで経路が出ています。自転車に乗るのすら久しぶりなので家に無事辿り着けるかは不安なところですが、ロードサービス付きの保険に入ったので恥ずかしくなければ最悪なんとかなります。
今から当日が楽しみです